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せまい弁当(ヨシムラ赤8H)

2022年11月6日のがっちりマンデーから。

ターゲット客や食材をがっちり絞り込んだ弁当がいくつか紹介されていました。

その中でも、秩父(埼玉県)の大滝食堂の「バイク弁当」が秀逸でした。

販売時間は11:00~15:00の4時間にもかかわらず、1日200個も売れるという弁当です。

弁当は食券を自動販売機で購入するのですが、そこで表示されるのは、

「ヨシムラ 赤8H ノーマル」「湘爆江口 フルチェーン」「モリワキ ノーマル」

とか、意味不明の品名が並びます。

「ヨシムラ 赤8H」の説明を聞くと、「ヨシムラ」とは、オートバイの部品の開発・販売とともに、レース参戦を行っているレーシングチームの名前。「赤8H」第一回鈴鹿8耐で優勝を飾ったマシンのタンクをモチーフとした弁当箱ということ。

弁当を食べた後は、付属のシールを張ることで、このようになります。


バイク弁当の大滝食堂 – バイク弁当の大滝食堂 究極の豚唐揚弁当 (bikebento.jp)より転載

貯金箱、ティッシュボックス、レンジでチンする調理器として転用も可能とか。

秩父は絶景のツーリングスポットが多く、また仮面ライダーのロケ地でもあり、バイクツーリングの聖地と言われているらしい。
毎年、沢山のライダーが訪れる土地とのこと。
この「バイク弁当」は、まさに彼らを顧客ターゲットとした弁当ということです。

ライダー達が客なので、自販機に表示する品名も彼らに分かればそれでいい。

弁当そのものは、豚のから揚げ弁当のみ。

「ノーマル」は普通盛りの意味で、1170円。
「ボアアップ」はごはん大盛り、「Rバージョン」は肉増し、「フルチューン」で1470円とか。

弁当箱ラインナップは8種類あるため、ライダー達は好みのものを集めるためにリピーターになるとか。

弁当箱はレーシングチームとのコラボで、金型から制作、意匠登録でがっちり守られているとか。

 

#顧客の絞り込み

#チョコエッグモデル

#単品効率型

#意匠登録